となみ野田園博物館について

美しい農村全体が博物館

建物の中に展示する従来型の博物館とは異なり、自然景観、水路、建物などのほか、
地域の産業や住民生活までも含めた有形・無形の地域資源を対象として、
「美しい農村全体が博物館」という思想に基づく地域づくり活動をしています。

 

 

活動紹介(ソフト事業)

屋敷林の維持保全
人材育成・組織づくり・サポートシステム検討として、
講習会や相談会、調査研究、手引き作成など

 

伝統的家屋の利活用
利活用の方策検討・伝統文化の啓発として、
建物相談会・伝統行事啓発など

 

景観保全の万策の検討
地域づくり協定の促進・公共施設の緑化推進など

 

普及・啓発活動、都市住民との交流
情報発信・学習用資料の提供・体験交流実践など

 

 

事業設備紹介(ハード事業)

となみ野には、個性的な生活文化や歴史と伝統に彩られた地域資源が豊富にあります。
それらの地域資源のネットワークを図り、地域における活動拠点となる場の整備を推進しています。

 

保全活動型整備策
砺波平野の散居村保全活動、情報発信等の拠点施設を整備

 

資源活用型整備策
地域資源を自転車道などで結び見て楽しむ地区として整備


となみ散居村ミュージアム

二万石用水親水空間

安居大堤ビオトープ

散居村散策の道

法林寺歴史街道

カイニョと椿の森公園

桜ヶ池遊歩道

高瀬コミュニテイ施設


となみ散居村ミュージアム

[砺波市(砺波)]

砺波平野の散居景観は、日本の稲作農村を代表する景観のひとつと言われています。『となみ散居村ミュージアム』は、その景観を保全することや、この地方に伝わる伝統文化を全国に発信し、地域の賑わいを創出するために、となみ野田園空間博物館の拠点施設として整備されました。

ミュージアムの敷地内には、「情報館」、「伝統館」、「交流館」、「民具館」があり、散居景観の情報や伝統文化の魅力にふれることができます。
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二万石用水親水空間

[砺波市(庄川)]

市街地を流れる二万石用水を石積みに改修し、せせらぎ水路等を設け子どもたちが水に親しめる空間を整備しています。また、用水沿いに桜を植栽し、春には桜の花が楽しめます。

 

安居大堤ビオトープ

[南砺市(福野)]

安居大堤は「ホクリクサンショウウオ」をはじめとする貴重な動植物の宝庫であり、これらの観察ができるよう整備を行います。

 

散居村散策の道

[南砺市(井波)]

遊歩道の周囲には、文化会館や公園・小学校などがあり、多くの利用者があります。また、自転車道と接していることから散居村を散策する拠点施設としても利用されています。

 

法林寺歴史街道

[南砺市(福光)]

棟方志功ゆかりの施設を有機的に結ぶ遊歩道等の整備を実施しています。

 

カイニョと椿の森公園

[南砺市(井口)]

井口では椿を用いた町おこしを実施しており、毎年3月の第3週末には椿祭りが開催されます。このコミュニティーガーデンはその椿祭りの拠点施設としての利用が期待されています。

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桜ヶ池遊歩道

[南砺市(城端)]

桜ヶ池にクアガーデンと公園を結ぶ遊歩道を整備しています。途中散策デッキを設け、林内の植物観察ができるようになっています。

 

高瀬コミュニテイ施設

[南砺市(井波)]

「高瀬コミュニティ施設」は砺波平野に多くみられる伝統的家屋「アズマダチ」を後世に残し伝えるため、当時の農家の代表的な建物様式「アズマダチ」や伝統家屋の象徴「ワクノウチ」、地域の歴史や文化など建物全体を見るだけでなく体験できる施設として整備されました。

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